2020年の世界ラリークロス選手権開幕戦/第2戦となるスウェーデンのヘリェスは、8月21‐23日の開催に向けてエントリーリストを発行した。
最高峰のスーパーカー部門には17台がエントリーし、元ドライバーズチャンピオンがふたり、世界RX優勝経験者が8人、名を連ねている。2019年チャンピオンとして母国スウェーデンラウンドを迎えるティミー・ハンセンは、プジョー208にカーNo.1を掲げての初めての参戦となる。チームメイトで弟のケビン・ハンセンは新たにカーNo.を9に変更。チーム・ハンセンは、チームズタイトルの防衛にも挑む。
同じくスウェーデン出身で、2017‐2018年に世界RX連覇も経験しているヨハン・クリストファーソンは、クリストファーソン・モータースポーツからフォルクスワーゲン・ポロで個人エントリーする。ノルウェーの強豪、アンドレアス・バックラッドは、ルノー・メガーヌでの初参戦。モンスター・エナジーGCK RX Catelチームから、英国のライアム・ドーランとともにエントリーする。スウェーデンのアントン・マルクルンドもメガーヌでの参戦で、GCK Bilsteinからのエントリー。GCコンペティションのオーナーであるフランスのゲラン・シシェリとリトアニアのロカス・バチウスカは、新チームUnkorrupted からルノー・クリオで参戦する。
フィンランドのマーカス・グロンホルム率いるGRXタネコは、息子であるニクラス・グロンホルムとロシアのティマール・ティマラザヤノフのラインナップで2020年もヒュンダイi20で参戦。ヘリェスではサードカーとして、ハンガリーのクリスチャン・サボがGRX SETからエントリーする。
KYB Team JCはスウェーデンのロビン・ラールソンとラトビアのジャニス・バウマニスをアウディS1のドライバーとしてエントリー。ALL-INKL.COMミュニッヒ・モータースポーツはドイツのティモ・シャイダーとレネ・ミュニッヒの布陣で、セアト・イビザをエントリーさせる。
また、このヘリェスには、2019年のイベント覇者、セバスチャン・エリクソンがオルスベルグMSEからホンダ・シビック・スーパーカーでエントリーしている。