7月28日から始まるWRC第8戦フィンランド。ラリーのメッカとも言えるこのラリーに、20台以上のWRカーが集結。124台ものエントリーが集まった。
WRカーでは、シトロエン、フォードのワークス勢以外に、MINIが6台参戦。MINIワークスのクリス・ミークとダニ・ソルド、レギュラー参戦しているダニエル・オリベイラ、アルミンド・アラウジョに加え、地元フィンランドのスターであるマティ・ランタネンとマティアス・サーマンがプロドライブ製MINIをドライブする。
フォードからは10台。なかでも過去にポイント圏内でフィニッシュした経験も多い、ヤリ・ケトマーとヤンネ・トゥオヒノに注目だ。
シトロエン勢は最も少なく4台。3度目のフィンランド参戦となるキミ・ライコネンは、今年は参戦した4戦すべてでポイント圏内で完走するなど成長が見えるだけに、地元での活躍に期待が集まる。さらに、あと一歩のところで勝利に手が届かないペター・ソルベルグも、伝統の1戦に挑む。
なお、フィエスタRS WRCで参戦してきたパー-ガンナー・アンダーソンは、スバル・インプレッサR4で参戦。三菱ランサーエボリューションX R4はユハ・サロがドライブし、R4対決も実現する。
例年のように、ラリーフィンランドは伝統的なユバスキラの道、ラハティ周辺のステージを使って2日間で争われる。