トヨタのセバスチャン・オジエとエルフィン・エバンスは、9月に迎えるWRC再開に向けて、万全の準備を整える構えのようだ。8月22〜23日、エストニア南東部のボルを拠点に11SS・約115kmのステージが設定されるサウス・エストニアラリーに参戦する模様。
エストニアの強豪で、このオールグラベルイベントの参戦経験があるケン・トーンによれば、9月4〜6日に開催されるWRCの再開ラウンド、ラリーエストニアに参戦するにあたり、オジエやエバンスにとって、サウス・エストニアは完璧な準備となるという。
「ラリーエストニアに一番似ている道なので、準備としてはいい選択」とトーン。
「ステージは高速で、性格や路面もかなり似ている。この国の中でも同じ地域で開催されるラリーだからね」
トヨタ勢は先週、エストニアでイベント前テストを行っており、オジエ、エバンスに加えて、トヨタの若手、カッレ・ロバンペラも走行している。
エバンスは「ラリーエストニアに向けていいテストができた。いい感じに高速の道で、ラリーでも登場するであろう道と似ていたので、フィンランドのテストを経て、セットアップをファインチューニングするのに役立った」と自身のFacebookページにコメントを寄せている。
(Graham Lister)