世界ラリークロス選手権で活躍してきたレイニス・ニッティス(写真右)が、ラリーにスイッチ。2021年にはジュニアWRCへの参戦も視野に入れて、今季からフル参戦を開始することを明らかにした。現在24歳のニッティスにとって、これは「成長過程」だという。
ラトビア出身のニッティスは、今週開催されるERCラリーリエパヤにERC3ジュニア部門に参戦する。ニッティスはこのイベントに2015年からスポット参戦を続けている。
「自分の主軸をラリークロスからラリーに移すことは成長の過程。ステップバイステップでペースを高めていく」と語るニッティスは、ヨーロッパ・ラリークロス選手権では2度、チャンピオンに耀いており、リエパヤではフォード・フィエスタ・ラリー4を駆る。
「ラリーリエパヤはとてもチャレンジングで過酷なラリー。2日間で180kmのステージを走破しなくてはならない。体力トレーニングはもちろん、ドライビングを増やしたりペースノートの練習をしたり、特別な準備をしていく」
(Graham Lister)