ERC第2戦ラリーリエパヤ(グラベル)は8月16日、競技最終日となるレグ2が始まった。前半の3SSを終えたところで、前日を首位で終えたオリバー・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)がリードを22.4秒に広げている。ソルベルグは昨年のこのイベントでERC最年少優勝を達成しており、このまま優勝を決めればシリーズ最年少連覇を達成する。
この日最初のSS5では、ベストタイムをマークしたマッズ・オストベルグ(シトロエンC3 R5)に0.1秒遅れの2番手タイムとなったが、続くSS6、SS7でステージウインを連取した。
「最初のステージはかなり肩の力を抜いて、適度なリズムと適度なプッシュをキープした」とソルベルグ。
「ただただエンジョイしている。とても楽しいよ」
SS7では冷や汗をかく場面もあったが「柱があって、そこに接触したんだ。高速だったから大きなダメージになったが、問題ないよ」
一方、チームMRFからヒュンダイi20 R5で参戦しているクレイグ・ブリーンは、SS5で4番手に浮上したが、SS7で左リヤタイヤを失ったまま12kmの走行を続け6番手に後退している。
ラリーは日中サービスの後、3SSを走行してフィニッシュを迎える。