6月21日、群馬県の生品小学校にて毎年行なわれている6年生向けの特別授業に、新井敏弘選手が講師として参加し、デモランを披露した。
この授業は、毎年6年生向けに行なわれる特別授業の一環として、様々な立場の方を招いて学習するというもの。もともとこの学校のPTA活動に携わっていた富士重工の方から新井選手に要望があり、今年で7回目を数える。
授業は2コマの構成で、最初に新井選手より「生き方から学ぼう 自分にできること」という題で講演が行なわれ、自分の子ども時代の話やラリーをはじめたきっかけ、今後の目標など。普段ラリーに触れることの少ない子どもたちからの質問にも答え、子どもたちにも分かりやすいように丁寧に語っていた。
その後、校庭にて実際のラリーカーを使ってデモランを実施。今年は2010年ラリージャパンで使用されたグループNインプレッサのインフォカーをドライブした。校長先生や担任の先生をナビシートに乗せて、硬く締まったグラベルの校庭でドリフト走行を見せると、校庭に集まった6年生のみならず、校舎内で授業をしていた子どもたちや近隣から見に来た保育園児などもひときわ大きな歓声をあげていた。
新井選手は、「必ずまわりの人に負けないことがある。それを見つけて、自分を信じて頑張ればかなうと思います」と未来を担う子どもたちにメッセージを送った。
今年の授業の模様はこちら。