ERCアゾレスの主催者、グルーポ・デスポルティボ・コマーシャルは、9月17〜19日にポルトガルのアゾレス諸島最大の島であるサンミゲル島で予定していたERC第3戦の開催を中止することを発表した。
無観客での開催を目指していたが、人手と資材不足により苦渋の決断を下したという。さらに、この地域での最大級のイベントにかかる参加者と関係者、そして現地アゾレスの地域の安全面についても考慮したとも見られている。
主催者と、ERCのプロモーターであるユーロスポーツ・イベンツとの開催契約は現状2022年までとなっており、両者はすでに2021年のERCカレンダーにアゾレスを組み込むための作業に取り組んでいるとしている。
一方、ユーロスポーツ・イベンツは、アゾレスの代替として、ポルトガルのラリーファフェ・モンテロンゴを2020年のカレンダーに加える方向で交渉中。まもなく合意に達する見込みとなっている。