APRC第3戦、ラリーニューカレドニアは6月19日に最終日となるデイ2が行なわれ、プロトンモータースポーツのクリス・アトキンソン(プロトン・サトリアネオS2000)が今季2勝目を挙げた。2位にはペルタミナクスコレーシングのリファット・サンガー(三菱ランサーエボリューションX)が続き、3位にはアトキンソンのチームメイトであるアリスター・マクレー(プロトン・サトリアネオS2000)が食い込んだ。田口勝彦(三菱ランサーエボリューションX)は、この日最初のSSでエンジントラブルのためにリタイアとなった。
なお、前日にリタイアしたガウラブ・ギルのリタイア理由はエンジントラブルと発表されていたが、コースオフに修正されている。2WD部門では、クスコ製プロトン・サトリアネオ(グループN仕様)で参戦した、元APRC王者のカラムジット・シンが貫禄のクラス優勝。総合でも9位に食い込んだ。
今回の勝利で前戦クイーンズランドでのリタイア分を取り戻したアトキンソンは、これでシリーズ首位に浮上。2位には10ポイント差で、ガウラブ・ギルとアリスター・マクレーが並んでいる。4位のリファット・サンガーはパシフィックカップでは首位に立ち、13ポイント差で2位に続くアトキンソンとほぼ一騎打ちの状況で次戦の最終戦を迎える。
APRCの次戦、第4戦(パシフィックカップ最終戦)「インターナショナル・ラリーオブワンガレイ」は7月15-17日にニュージーランド北島のワンガレイ周辺で開催。