WRC第4戦ラリーエストニアのWRC3部門は9月5日のデイ2を終えて、この日ステージウインを連取したオリバー・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTi R5)がトップに立っている。
この日設定された10SS中、6本で部門トップタイムをたたき出したソルベルグは、2回のパンクにも見舞われながらも17.8秒のギャップを築いてこの日を首位で折り返した。
「午後はとてもよかった。午前と同じペースをキープして、リスクは一切負わないようにした。このアプローチがここまでうまく行っている」とソルベルグ。
2番手につけたエストニアのイゴン・カールは、地の利を活かして序盤首位に立っていたが、新進気鋭のソルベルグのペースについていくことができなかった。3番手はカエタン・カエタノビッチ、4番手にはヒュンダイのジュニアドライバー、ヤリ・フッツネンが続いている。
一方、大ジャンプも多い高速グラベルステージの犠牲者も多発し、エイリーク・ピエタリネン(ファビア・ラリー2)はサスペンションダメージでデイリタイアを喫している。
WRCラリーエストニア WRC3暫定結果(デイ2終了時点)
1 O. ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTi R5) 1:20:11.3
2 E. カール(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +17.8
3 K. カエタノビッチ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +28.9
4 J. フッツネン(ヒュンダイi20 R5) +43.5
5 M. ブラシア(シトロエンC3 R5) +1:20.7
6 N. シャミン(シトロエンC3 R5) +2:02.4