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ラリー北海道の週末、マイケル・ヤングはオーストラリアで参戦

©MIKE YOUNG Motorsport

開催中の全日本ラリー選手権ラリー北海道。例年、APRC戦も併催し、国内最大規模のラリーイベントとして大いに盛り上がるが、今季は新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの影響によりAPRCタイトルを返上し、ノンタイトルで国際部門を実施している。

長年クスコ・レーシングからラリー北海道のAPRC部門に参戦を続けたマイケル・ヤング。日本にも多くのファンがおり、2019年はポディウムの頂点にも上がったが、今年はこのイベントに参加することができなくなった。現在、オーストラリア・パース在住のヤングはこの週末、西オーストラリア選手権第2戦フォレストラリーに参戦。ディーン・ヘリッジ率いるマキシマム・モータースポーツのスバルWRXをドライブする。

「またラリーができるのを楽しみにしているよ。参戦は去年、中国で開催されたAPRCのファイナル以来。ディーンが自分に、うちのマシンで出てみないかと声をかけてくれた時は即攻で『よろしく頼むよ!』って答えた。またグラベルで走れるのが待ち切れない」と語るヤング。コ・ドライバーは、同じくパース在住のスコット・ベックウィズが努める。
「このコンビで、去年のラリーオーストラリア(コフスハーバー拠点)に出る予定にしていたが、森林火災の影響で直前でイベントが開催中止になってしまった。だから、またスコットと組めてうれしいよ」

MIKE YOUNG Motorsport

ヤングとベックウィズは2018年にもこのフォレストラリーに参戦しており、パワーで劣る2WDのホンダ・シビックでの参戦でありながら州選手権2位相当のタイムでフィニッシュしている。今回ドライブするWRX STIも、APRCでドライブしたクスコレーシング製のマシンとはスペックが大きく異なるが、シーケンシャルのギヤボックスと大型ブレーキは装着しているという。

このフォレストラリーには、WRCオーストラリアがパースを拠点に開催されていた際に使用していたステージも設定され、31kmのウェリントンダムといったロングステージのほか、ハーベイ、ブランズウィックも登場。総ステージ走行距離は約140kmとなる。



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