ERC第3戦ラリーファフェ・モンテロンゴ(ポルトガル、ターマック)は10月2日、3.3kmのステージでシェイクダウンが行われ、チームMRFタイヤのエミル・リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)がトップタイムをマーク。チームメイトのクレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20 R5)が2番手で続いた。
路面に湿った部分が残るミックスコンディションで行われたこのシェイクダウンで、フィンランド期待の若手リンドホルムは、自身最後となる3回目の走行で1:57.250のトップタイムをマークした。ブリーンは、最大回数の4回まで走行を続けたが、3回目の1:57.527が自己ベストとなった。
選手権リーダーのアレクセイ・ルキヤナク(シトロエンC3 R5)は3番手タイム、現ポーランドチャンピオンのミコ・マルチェク(シュコダ・ファビア・ラリー2)とスペイン・ヒュンダイのイバン・アレス(i20 R5)が続いた。2回目の走行でクラッシュが伝えられたオリバー・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)は、1回目のタイムが7番手となった。
ERC初開催となるラリーファフェ・モンテロンゴは3日9時(現地時間)、6.92kmのモンティムから走行を開始。この日は3SSを3ループする9SS、95.79kmが設定される。
ERCファフェ・モンテロンゴ シェイクダウン結果
1 E.リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) 1:57.250
2 C.ブリーン(ヒュンダイi20 R5) +0.277
3 A.ルキヤナク(シトロエンC3 R5) +1.965
4 M.マルチェク(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +2.446
5 I.アレス(ヒュンダイi20 R5) +3.207
6 D.ディンケル(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +3.529
7 O.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTi R5) +3.682
8 Y.ボナート(シトロエンC3 R5) +4.450