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©ERC / Jorge Cunha / DPPI
開催中のERCラリーファフェ・モンテロンゴ(ポルトガル、ターマック)では、10月2日に行われたシェイクダウンで、アルピーヌA110 RGTが走行を披露した。ジャン‐クロード・アンドリューがアルピーヌでERCを制してから50年、この日はゼリンド・メレガリが新型マシンの国際デビューのドライバーを務めた。
これまでスバルWRX STIでERC2部門の強豪ドライバーとして活躍してきたメレガリだったが、今回のERCからアルピーヌにスイッチ。このシェイクダウンでは最大回数の4回を走り、2回目のタイムでERC2部門の4番手となっている。
「このマシンは、とても注目を集めている」とメレガリ。
「新型アルピーヌがERCに登場するのは今回が初めて。ターマックでとても強いマシンだ。ウエットターマックに少し手こずって、シェイクダウンではタイヤ戦略がうまくいかなかった。レインタイヤを履いた時は路面がウエットにならず、ドライタイヤを履いたらウエットになったりね。マシンはとてもドライブしやすく、セッティング変更の幅も広い。いいラリーにして、ERC2部門での首位を守りたい」