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WRCモンツァにロッシ参戦プランが浮上、そのほかのスタードライバー参戦も?

©WRC PROMOTER

Moto GPを9回制している世界チャンピオンのバレンティーノ・ロッシが、今季のWRC最終戦に予定されているラリーモンツァへの参戦に興味を示している模様だ。

現在41歳、イタリア出身のロッシがモンツァサーキットをラリーマシンで走行するのは珍しいことではなく、オールターマックイベントとして長年開催されているモンツァラリーを、過去7回も制している。またWRCへの参戦経験もあり、ラリーGBに2回、ラリーニュージーランドでも1回走っている。

モンツァで開催されるWRCについてロッシは「モンツァのことは聞いているし、すでにたくさんの人から連絡を受けている」と語っている。
「計画としてはモンツァに参戦するというものではなかった。自分は昨年同様、アブダビのレースにまた出たいと思っていたからね。でも、もちろん状況が変わったし、WRCの最終戦に出るとなればより興味深い話だ。今は、どんなことになるのか様子を見なくてはならないかな」

ロッシがモンツァラリーで勝利を飾ったのは2018年が最後で、その時はフォード・フィエスタWRCをドライブしている。Mスポーツ・フォードのチーム代表、リチャード・ミルナーは、12月4〜6日に開催される今季のWRC最終戦の参戦に、このイタリアのレジェンドを加えることに興味を示していることを認めた。
「バレンティーノとは何年も一緒に仕事をしている」とミルナー。
「そして、彼のような人物があのイベントに参戦するのを見られれば、素晴らしいだろう。モンツァの開催は、WRCにとって非常に興味深いことになると思う。過去には、とても偉大な選手たちも参戦しているからね」

ヒュンダイのチーム代表、アンドレア・アダモもモンツァの参戦に「スタードライバー」の追加を検討していることを認めた。
「モンツァのエントリーは台数が増えるかもしれない。WRカーの参戦が増えれば素晴らしいことになるだろう」とアダモ。
「注目を集められるようなゲストを参戦させることができるなら、そのチャンスを活かすべきだ。我々は、WRCの注目度を高めていかなくてはならないからね。(モンツァで)もっとエントリーを増やすために誰かと取り組んでいるかと聞かれたら否定はできないね」

元F1ドライバーで現DTMチャンピオンのロバート・クビカも、モンツァ参戦の話が取りざたされている。ポーランド出身のクビカは2013〜2015年にWRCに参戦しており、WRC2のタイトルも獲得している。クビカもモンツァラリーへの参戦経験があり、2014年に優勝を飾っている。



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