WRCの公式TVゲーム『WRC9』は10月27日に最初のフリーアップデートを行い、ラリーフィンランドの新しいステージ6SSや、ヘイデン・パッドンのデータが追加された。
WRCシーズンの中でも最速を誇るフィンランドのラリーに追加されたのは、Arvaja (9.64km)、Pihlajakoski (9.78km) 、Laukaa (21.12km) の3本。いずれもリバース方向での走行が可能で、実戦のラリーフィンランドでも特徴として知られるチャレンジングなブラインドジャンプもふんだんに盛り込まれている。また、ゲームのプレイヤーは今回のアップデートにより、特別カラーリングのヒュンダイi20 WRCを駆るヘイデン・パッドン/ジョン・ケナード組も選択できるようになった。
さらに「Photo Mode」も追加され、WRC9をプレイするコミュニティに自身の走行の中でもお気に入りの瞬間を切り取ってシェアすることができるようになった。近日中に公開される2回目のフリーアップデートでは、待望の「Co-driver Mode」も登場するという。
9月にリリースされたWRC9は、今年のWRCで開催される予定だったジャパン、ニュージーランド、ケニアも含まれている。WRC、WRC2、WRC3、ジュニアWRCで活躍する主要50チーム以上から選択することができ、いずれも現在のシーズンのカラーリングで登場。もちろん、WRCのマニュファクチャラーズ選手権を戦うトヨタ・ガズーレーシング、Mスポーツ・フォード、ヒュンダイ・モータースポーツも選択することができる。
また、WRC9の鍵となるセクションは、WRCが誇る100以上のレジェンドSSだ。この中には、スウェーデンのバルガセンに登場するラリーファンに大人気のコリンズ・クレストや、壮大な景観でおなじみアルゼンチンのエルコンドール、フィンランドのルーヒマキに登場する大ジャンプも含まれている。
さらに、過去にWRCを彩ったレジェンドマシンも設定。この中には、ランチア・ストラトス、フォード・エスコートRS 1800、フォルクスワーゲン・ポロR WRC、アウディ・クワトロA2、ポルシェ911 GT3 RGTも含まれている。