FIAラリー委員会は、WRCにラリー2(旧R5)マシンで参戦するチームは、FIA公認パーツがアップデートや新製品に置き換えられた後も、それまでのパーツを継続して使用できるようになったことを発表した。リジョナルラリーのスポーティングレギュレーションにこの規定が追加され、さらにコスト削減の一環からWRCでも適用される。
FIAのラリーディレクター、イブ・マトンは「ジョーカーが導入されるようになって以来、これまで、古いパーツは期限までに新パーツと置き換えることが義務づけとなっていた。今後は、ひとつのマシンに新しいパーツも古いパーツも同時に装着できるようになる」と説明した。
「これは、古いパーツが使えるというだけでなく、古いパーツをスペアとしてキープできるという意味でもある。この変更は、間違いなくチームの助けになるだろう」