APRCクイーンズランド、三菱のヒギンズが逆転勝利! – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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APRCクイーンズランド、三菱のヒギンズが逆転勝利!

 

 APRC第2戦ラリークイーンズランドは5月15日、最終日の走行が行なわれ、目まぐるしく首位が入れ替わる波乱の展開の末、三菱ランサーエボリューションXのマーク・ヒギンズがAPRC初勝利を遂げた。

 デイ2は、14日夜に行なわれたスーパーSSから始まった。明けて15日から林道ステージが始まると、MRFのガウラブ・ギル(三菱ランサーエボリューションX)がベストタイムをマークし、プロトン・サトリアネオS2000のアリスター・マクレーをかわして首位に浮上。さらに続くSSでは、マクレーがウォータースプラッシュでエンジンをストールさせて30秒をロスし大きく後退した。代わりに2位に浮上したのがヒギンズ。その後ギルとベストタイム合戦を繰り広げたヒギンズは、最終ひとつ前のSS18までに首位ギルとの差を1.4秒にまで詰めた。
 そして迎えた最終SS、イベント最長の34.43kmで、ヒギンズはギルに17.2秒差をつけての逆転勝利を果たした。ギルは2位、3位にはMRFのチームメイト、田口勝彦が入り、マクレーが4位で続いた。

 クスコ製のプロトン・サトリアネオ(グループN)で参戦した元APRCチャンピオンのカラムジット・シンは、総合9位で2WDクラス優勝。同一マシンで参戦したプロトン・クスコ・ラリーチームの番場彬は、総合11位でジュニアカップ連勝を果たした。



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