FIAが10月のワールドモータースポーツカウンシルで承認した若手ドライバーの発掘構想プログラム「FIAラリースタードライバー」のレギュレーションが、広範囲に渡るガイドラインとともに世界各国のASNに向けて発行された。
この資料には、2021年からスラローム競技やeスポーツを通じて、各ASNがどのようにして初期段階の若手を発掘していくか、そのプロセスが具体的に示されている。
FIAの地域ラリーカテゴリーのマネージャー、ヤローム・ロッセルは「このガイドラインは非常に包括的な内容となっており、選抜イベントの開催には何人集めることが求められるか、どのような素材が必要となるか、必要とされる会場はどのような場所か、といった具体的な内容に特化している」と説明する。
「我々は、各ASNが来年に向けてこうしたイベントの準備をまとめていけるような手助けをしたいと考えている。これらのガイドラインを使うことで、それができるようになる」
(Graham Lister)