2011年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニアは2年ぶりに世界ラリー選手権の1戦としてサルディニア島で開催された。
今回はMINIがワークスチームとして初のWRCイベント。ワークス2台、プライベーター2台、計4台のMINIジョン・クーパー・ワークスWRCが集結した。
5月5日(木)の午前中に行なわれたシェイクダウンでは、MINIを駆るダニ・ソルドが6番手タイムをマーク。チームメイトのクリス・ミークも12番手タイムを刻むなど、順調に走行を終了。トップタイムはペター・ソルベルグ(シトロエンDS3 WRC)、2位はヤリ-マティ・ラトバラ(フォード・フィエスタRS WRC)、3位はマッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタRS WRC)という順位でシェイクダウンは終了した。
同日夜のセレモニアルスタートを前に、ホストタウンのオルビアではフォルクスワーゲンが大規模なプレスカンファレンスを開催。ついにフォルクスワーゲンがワークスチームとしてWRCに参戦することが正式に発表された。気になるマシンはポロR WRCで2013年より出場を開始する。
BMW MINIに続きフォルクスワーゲンもWRCに打って出ることが決まり、活気に満ちた雰囲気のなか、ラリー・イタリア・サルディニアの幕が開いた。