5月5日、ラリーサルディニアの会場で、フォルクスワーゲンが「モータースポーツにおける新たな取り組み」、すなわちWRCへの参戦について発表するという。
フォルクスワーゲンのWRC参戦については、以前からたびたびニュースとして取り上げられてきたものの、関係者は頑として口を開くことはなかった。フォルクスワーゲン側からこういった発表に至るのは今回が初めてのこと。
以前のニュースでも伝えたとおり、3月のポルトガルで発表する予定だったようだが、最終的には契約の問題もあり5月に延期されたようだ。
周辺情報を総合すると、参戦マシンはポロをベースとしたWRカーで、2012年にテスト参戦、2013年からフルシーズンを戦うことを考えている模様。
気になるドライバーについて現時点での正式発表はないものの、フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ3でダカールラリーを制覇したナッサー・アル‐アティヤ、そしてペター・ソルベルグが契約間近だとされている。
さらに、セバスチャン・ローブもリストに含まれるという声まで聞かれている。ローブは2011年シーズンはシトロエンと1年契約を結んでおり、その後の去就も注目されている。