WRC開幕戦ラリーモンテカルロ、開幕日の1月21日に、アルピーヌF1チームのドライバー、エステバン・オコンがデモランを披露した。オコンは、この日に設定された2ステージを、アルピーヌアルピーヌA110SでVIPカーとして走行。50年前、オベ・アンダーソン駆るアルピーヌがラリーモンテカルロで1-2-3フィニッシュ(※3位タイにはビヨルン・ワルデガルドのポルシェ914/6も入っている)を果たした記念の年に華を添えた。
オコンは、トレーニングパートナーであり、ヒュンダイのプライベーターでもあるピエール・ルイ・ルーベからアドバイスを受けたあと、計40kmほどのステージを走り切った。走行後は「素晴らしい経験だった。ラリーに挑戦するのは長年の夢だったから、このような輝かしいイベントでそれが体験できたのは、本当に特別なことだった。コンディションはトリッキーだったが、すべてがいい経験だったし、楽しいチャレンジだったよ」と、走りを振り返っている。
(Graham Lister)