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スベン・スミーツがフォルクスワーゲンのR事業部リーダーに就任

©Sven Smeets

過去、フォルクスワーゲンのWRC4連覇を果たしたモータースポーツを牽引してきたスベン・スミーツが、現在のフォルクスワーゲン・モータースポーツGmbHのディレクター、マネージングディレクター職と兼任で、2月1日付けでフォルクスワーゲンAGのパフォーマンスモデル部門、R事業部のリーダーに就任したことをフォルクルワーゲン・モータースポーツが公式SNSで伝えた。R事業部はこれまで、ヨースト・カピートがリーダーを務めており、その後任となった模様。

フォルクスワーゲンの「R」シリーズは、WRCなど世界最高峰のモータースポーツで培った技術がフィードバックされた高性能モデル。フォルクスワーゲンは2019年末の時点で今後のモータースポーツ活動は電動マシンに一本化していたが、昨年12月にフォルクスワーゲン・モータースポーツを吸収し閉鎖することを発表。既存のポロGTI R5の生産は2020年末で終了するものの、カスタマーに対してスペアパーツの供給は継続するとしていた。しかしフォルクスワーゲンのラリーエンジニアのネットワークが、今後カスタマーをどのように支援していくのかは不明となっていた。

この件について、フォルクスワーゲンAGは問い合わせに対して正式なコメントを出してはいないが、スミーツは今後、フォルクルワーゲン・モータースポーツ閉鎖の作業と、カスタマーマシンのスペアパーツ供給をどのように行っていくかの作業にもあたると見られる。
(Graham Lister)



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