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APRC日本人勢がメッセージとともにマレーシア出走

 

 今季のAPRCは、4月1日、ジョーホールバルでスタートするマレーシアラリーで開幕を迎える。

 このラリーでは、2010年APRCチャンピオンの田口勝彦の呼びかけで、日本人選手勢が東北太平洋沖地震による被害からの復興に向けての団結と、世界各国からの支援に対しての感謝のメッセージを表したステッカーをマシンに貼って出走することになった。ラリーマシンのカラーリングを施すデカール職人の依田統氏が、田口の思いを基にしたデザインとステッカー素材の提供を申し出た。

 田口は「地震後に自分自身にもメール、facebook、電話と世界中の友達から心配の連絡をもらいました。ニュースでも海外から続々と支援が表明されていることを見て、日本にいる自分は何が出来るのかと考えた時、APRCでのラリーを通じて、日本の事を思い支援してくれている世界の人々に向けて、日本を代表して感謝の意を伝えたいと思いました。
 幸いにも多くの日本人エントラントに賛同して頂き、支援表明国の一国でもあるマレーシアで“ありがとう”の気持ちを伝えてきたいと思います。もちろん自分が勝つことで、テレビなどの報道を通じ、さらに多くの人に伝えることができると思うので、頑張ってきます」とコメントを寄せた。



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