2021年ERC開幕戦に予定されているアゾレスラリー(グラベル、ポルトガル)は、地元当局からの開催許可が下りたことを発表。さらに、観客を入れての開催も認められる。
当初、開幕戦に予定されていたスペインのカナリアスが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて会期を5月から11月に変更したことを受けて、この5月4〜6日に開催を変更して開幕戦を務めることになったアゾレス。現地の当局が開催を承認したことで、55回目の記念大会を2021年に行うことになる。
さらに、8月27〜29日に50回目の開催を控えるチェコのラリーズリン(ターマック)も、開催の計画をスタートさせた。いずれのイベントも、2020年はCOVID-19の影響で直前に開催中止を余儀なくされており、記念大会の開催を果たしてシリーズの勢いにつなげていきたいところだ。
(Graham Lister)