ヒュンダイ、オリバー・ソルベルグら2021年のジュニアドライバーを公式発表 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ヒュンダイ、オリバー・ソルベルグら2021年のジュニアドライバーを公式発表

©Hyundai Motorsport GmbH

今年で3シーズン目を迎えるヒュンダイ・モータースポーツのカスタマーレーシング・ジュニアドライバープログラム。ラリーとレースのカテゴリーでヒュンダイのマシンを使用し、モータースポーツのキャリアを積ませてそれぞれの目標に達成する支援を行っていく。

各ジュニアドライバーは、カスタマーレーシング部門のエンジニアからのサポートを受けられるほか、ヒュンダイ・モータースポーツから参戦するトップドライバーからの指南を受けることもできる。さらに、世界選手権で成功を収めるために必要なメディア対応を身に付けるため、オンラインや対面での対応方法についても指導を受ける。

ラリーでは、ヒュンダイ・モータースポーツからWRC2に参戦する。ドライバーは昨年に引き続きノルウェーのオーレ・クリスチャン・ベイビーがプログラムを継続。さらにオリバー・ソルベルグ、ヤリ・フッツネンがチームメイトとして加わる。ソルベルグは2020年、ERC1ジュニアチャンピオンに耀き、フッツネンはポーランド選手権とWRC3のダブルタイトルを獲得している成長株。さらに、カスタマーチームが走らせるi20クーペWRCでの参戦を続けるピエール・ルイ・ルーベが、ジュニアドライバーとしての育成プログラムの総仕上げに臨む。

Hyundai Motorsport GmbH

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昨年はジュニアドライバーとしてi20 R5のデビューイヤーを充実した内容でまとめたグレゴワール・ミュンスターも活動を継続。今季はBMAチームからベルギー選手権に専念するが、選手権のスケジュール次第で国際格式イベントへの参戦も計画しているという。

ヒュンダイ・モータースポーツのカスタマーレーシング・オペレーションリーダー、アンドリュー・ジョーンズは「若いドライバーの才能を育成するという使命は、カスタマーレーシング部門、ひいてはヒュンダイ・モータースポーツの最も重要な部分だ」と語る。
「我々は、最高のマシンを製作することができると自負しているが、実戦で最高のパフォーマンスを引き出すことのできる強いドライバーも必要だ。カスタマーレーシング・ジュニアドライバー構想を通して、世界中のラリーのビッグイベントに参戦する最高の若手ドライバーを支援することができる。彼らや彼らのチームと緊密な連携を持つことで、それぞれが、好リザルトを収めるために順調に成長し、WRCの舞台で立場を獲得するまでのプロフェッショナルなキャリアを積むことをサポートできるんだ」



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