RALLY PLUS特別編集 日本車ラリーカー最強列伝は3月31日発売!
RALLY PLUS特別編集 日本車ラリーカー最強列伝は、通算154勝している日本製ラリーカーをマニファクチャラー別に振り返ります。現在唯一の日本メーカー、トヨタのヤリスWRCのこれまでの進化のほか、かつてプロドライブと組んでWRCに参戦し、現在もアメリカで活躍するスバルを特集します。
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日本車WRCウイナーカタログ 栄光の軌跡
日本の自動車メーカーにとって、海外ラリーは自社製品の堅牢性と信頼性を試す場でもあった。求めた栄光は、時に陽炎の向こうにかすみ、時に手のひらからこぼれ落ちる。その苦難を乗り越えて、日本製ラリーカーがWRCで勝ち獲った栄冠は、通算154勝。輝きを放った日本車ラリーカーの来し方を振り返る
TOYOTA ヤリスWRC・最強への道程
2017年の参戦開始から5年目を迎え、気がつけばWRC通算18勝。トヨタの全勝ち星のなかで、ヤリスWRCは1/3近くを稼いでいる。だが、ここに至るまでの道は決して平坦ではなかった。チーム立ち上げから極めて短い時間での開発。実戦を通してのフィードバックとアップデート。絶えない進化が最強を可能にした。
“ゼロ”から目指した頂点
チームづくりから始まったそれは、まさに白紙からのスタートだった。ターゲットは2017年の開幕戦。フィンランドに参集したスタッフたちの叡智の結晶は、無事に走り出したあともいくつもの壁を乗り越えアップデートを重ねながら、WRCの全タイトル制覇を目指して今も改善が試みられている。
SUBARU 六連星をめぐる、再生と創造。
2008年を最後にWRCワークス活動に幕を下ろしたスバル。それでも世界中でボクサーエンジンを搭載したマシンの活躍は続いている。プロドライブはスバル製ラリーカーの再生ビジネスを本格化。一方、世界中を興奮の渦に巻き込んだ米国発のジムカーナマシンにはWRCで培われた様々なテクノロジーが息づいている。
Interview Travis Pastrana
「僕にはブルーの血が流れている」
エクストリームスポーツのヒーロー、トラビス・パストラーナは特別に開発されたジムカーナ STIのステアリングを握りホームタウンで一世一代のスペシャルアタックを披露した。世界中に熱狂を巻き起こした男は、ラリーへの参戦を続け今もなおスバルへの熱い想いを隠そうとはしない。
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CONTENTS
日本車WRCウイナーカタログ栄光の軌跡
TOYOTA 2017年の復活以降、勝利を積み重ね 日本車メーカー最多勝利数を誇る
SUBARU 日本車メーカーでは唯一、3年連続でのマニュファクチャラーズチャンピオンを達成
MITSUBISHI “市販車直結”というポリシーを掲げ グループA黄金時代を築く
NISSAN WRC以前からサファリをはじめ 耐久色の強いラリーで名を挙げた日産
MAZDA グループB消滅でトップカテゴリーへ 2リッターのライバルを相手に健闘
TOYOTA ヤリスWRC・最強への道程
TOYOTA GAZOO Racing & YARIS WRC 名場面
“ゼロ”から目指した頂点
TGRテクニカルディレクター トム・ファウラーが語るヤリスWRCの進化
求められたのは“ドライバーズファースト”
TGR-E WRCエンジンプロジェクトマネージャー 青木徳生が語る
現代最強ユニット・GI4A開発ストーリー
SUBARU 六連星をめぐる、再生と創造。
プロドライブ・レジェンズ
プロドライブで蘇る、スバル製ラリーカー
SUBARU WRX STI Gymkhana Car
衡を解かれた猛獣。
技術解説:WRCエンジニアが作り上げた、夢の1台
高く跳べ、豪快に回れ。
SUBARU Motorsports USA
彼らがアメリカでラリーを戦う理由。
Interview Travis Pastrana
「僕にはブルーの血が流れている」
特別企画 進化し続けるアイサイトX
COLUMN 忘れじの日本車たち
1970s ヨーロッパの名門と互角以上に渡り合った三菱と日産
1980s グループBからグループAへ。転換期に上昇気流を捉えた日本車
1990s トヨタ時代の終焉とスバル、三菱時代の到来
2000s ヨーロッパ勢の台頭と経済危機。姿を消した日本のワークスチーム