トヨタ・オーストラリアのGRヤリスAP4、デビュー戦の初日を1-2発進 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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トヨタ・オーストラリアのGRヤリスAP4、デビュー戦の初日を1-2発進

©Netier National Capital Rally / Epic Sports Photography

オーストラリアラリー選手権開幕戦ナショナル・キャピタルラリーは、4月10日、キャンベラでデイ1に設定された8SSの走行を終え、これが実戦デビューとなるトヨタGRヤリスAP4を走らせるトヨタ・ガズーレーシング・オーストラリアのハリー、ルイスのベイツ兄弟がそれぞれ首位、2番手につけた。

30台以上がエントリーした今戦の初日は、現オーストラリア王者のハリーが、この日の8本中6本でステージウインを奪取と圧倒的な強さを見せた。この日はターボにトラブルを抱えながらも、弟であるルイスに1分以上の大差をつけてGRヤリスAP4の実戦初日をまとめた。

「今日は本当にノッていたよ。こんなに順調に進むなんて思っていなかったので、タイムだけでなく内容にも満足している」とハリー。
「ちょっとしたトラブルやドラマもあったが、新マシンでのイベントでは当たり前のこと。特に、僕らは今戦を迎えるまで、思うようにテストができなかったからね。でも、チームがマシンに行ってくれた仕事にはとても満足している」

「今日は、狙いどおりにいいリードが築けたので、このリズムを維持して明日はドラマなく走り切らなくてはならない。そうすれば、パワーステージに攻めていける」

この日、残りの2本でベストタイムをマークしたのは、2台目のGRヤリスAP4を駆るハリーの弟、ルイス・ベイツだ。これまでキャンベラでのイベントでは思うような結果を残せていなかったルイスだが、この日は新タイヤのセットで臨み、持ち前のペースを披露した。

「アメージングな1日だったよ。チームと、ニール・ベイツ・モータースポーツのおかげだ。今回は2台が実戦デビューを迎えたが、何の問題もなかったし、ドライバーにとってもドライブが楽しかった」とルイス。

「自分が自信を持てるマシンだと思う。ドライバーにとって、とてもいいことだ。いつも以上にアタックしたくなる。ステージはとても難しかった。午後のループはラフで本当にダストがひどかったから、すごくチャレンジングだったしマシンにも厳しかった」

最終日となるデイ2には6SS・約61kmが設定されている。

ARCナショナル・キャピタルラリー 暫定結果(デイ1終了時点)
1. H.ベイツ(トヨタGRヤリスAP4) 1:04:14.4
2. L.ベイツ (トヨタGRヤリスAP4) +1:02.6
3. N.クイン(三菱ランサーエボリューションX) +1:48.8
4.R.ダルトン(トヨタ・ヤリスAP4)+1:58.6
5. D.ウィンダス(スバルWRX STI)+3:02.5
6. C.ヒッグス(三菱ランサーエボリューションⅥ) +3:35.4
7. T.クラーク(三菱ランサーエボリューションⅨ)+4:58.6
8. A.ウィンダス(スバルWRX STI) +5:14.0



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