
©TOYOTA
今週末に開催されるWRC第3戦クロアチアで、TOYOTA GAZOO Racing WRTは新型の空力パーツを導入した。昨年12月の段階でテストされているものと同形状で、フロントフェンダーまわりが従来とは大きく異なるものとなっている。
フェンダー上面の外側にはシャークフィン状の衝立が設けられ、それらはそのままAピラーの付け根にあるウイングレットに接続する。また、フロントフェンダーの後端上部はボディ側に絞り込まれており、小型のカナードが3枚装着されている。そのほかフロントフェンダー後端下部にはスリットが設けられるなど、前後の空力バランス改善と整流効果を狙ってのものと思われる。