WRCクロアチア:フルモー「WRカーで走るのがあと1日で終わっちゃうのが悲しい」デイ2コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCクロアチア:フルモー「WRカーで走るのがあと1日で終わっちゃうのが悲しい」デイ2コメント集

©Tomislav Moze / Red Bull Content Pool

クロアチアラリー、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。WRC初開催のクロアチアでWRカーデビューを飾ったフルモーは、周囲も経験のないステージに翻弄される中、プレッシャーなくラリー最高峰カテゴリーのマシンでの走りを大いに満喫しているようだ。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■セバスチャン・オジエ/総合首位(↑)

CROATIA RALLY

「今日は、いいリズムをつかめてとても好調だった。午前中のタイヤ選択は正しかったと思うし、マシンのフィーリングも最高だった。首位に浮上することはできたが、ギャップは大きくはなかった。午後最初のステージではパンクで10秒ほどロスしたが、すごくポジティブだったのは自分たちのリズムが素晴らしかったこと。それで、首位を守って今日を終えることができた。それでもすごく僅差なので、明日もプッシュを続けなくてはならない。まだ80km近く残っているし、上位3台は10秒以内と差が小さいので、明日はエキサイティングな戦いになると思う」

■エルフィン・エバンス/総合2位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前のステージはチーム全体としてとても好調だったが、セブの方が少し速かったと思う。昨晩、セッティング変更をしてみたが、ダーティなセクションにはあまり合わなかった。午後の1本目は悔しい内容だったが、その後は格段によくなっていった。再びセッティングを変更して、ループの残りは自信を持つことができた。ラリーの間にいろいろ試してみたが、ようやく満足できるセッティングを見つけることができたので、明日が楽しみ。難しいステージ2本を2回ずつ走るので、気楽に走れるような日にはならないと思う。距離も長いし、まだまだ勝負は終わらないよ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合3位(↓)
「午前中はドラマの連続で選択したタイヤが合わずに苦戦したが、午後は全力で挽回に挑んだ。タイヤが合えばマシンは格段にいい動きをするようになったし、タイムもよくなった。まずまずの走りができたが、追いつくのは本当に難しかった。残念ながら、差を詰めることができたのは1本だけだった。それでも、午後はトラブルなく終えられたので、優勝争いに戻れてよかった。プレッシャーはあるし、みんながハードに攻めているので、明日の最終日もこの状況が続くだろう。勝つためには、もう少し何かが必要。夜のうちに、自分たちに何ができるかアイデアを出さなくてはならない。まだどんな可能性も残っているし、毎日サプライズがたくさん起きている。フィニッシュまで戦いは終わらないから、行くしかない」

■オィット・タナック/総合4位(=)

CROATIA RALLY

「自分たちにとってトリッキーな週末になっているという事実は隠しようがない。走りは安定していたが、上位と戦うためのパフォーマンスを出すためには、決定的な何かが欠けている。午前はタイヤ選択が合わず特に最初のステージは厳しかったが、それがなかったとしても本来のペースは出せていなかった。明日に向けて改善できることはあまりないが、それでも本当にチャレンジングなステージが待っているので、しっかり集中していかなくては」

■クレイグ・ブリーン/総合8位(↓)

CROATIA RALLY

「朝起きて、今日を本当に楽しみにしていたが、最初のステージのたった100mのところでパンクに遭ってしまった。正直に言えば、これで流れを崩してしまったと思う。スペアが1本しかなくなってしまったので、ループの残りは一切リスクを負えなくなってしまった。午後は、昨日よりもマシンのフィーリングがよくなったので自信を高めようと努めたが、難関セクションでは思うようなドライビングができなかった。夜の間に何かしらの変更を行おうと思う。ささいなことだが自信を高めて、もう少し攻められるようにしたい。まだ挽回できる余地は残っていると思っている、天気のことも少し残念だしステージも特に午後は難しかったが、自分の場所に戻ったような感覚をすごく感じる。自分はもっとできると確信しているよ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■アドリアン・フルモー/総合5位(↑)
「自分たちとしては完璧な1日だったし、すべての内容に本当に満足している。ループの最初のステージはしっかり集中して、アメージングな部分もあったので、ドライビングが本当に楽しかった。特に終盤のダウンヒルセクションは、まるでスキーを滑っているような感じだったよ。このステージはほかよりもがんばったので、集中できていればトップに近いペースを出せることが分かって、すごくうれしい。でも、ほかのステージではミスをしやすいのでかなり慎重にもいった。すでに今回の週末で予想していた以上にポジティブな内容になっているので、本当に本当にハッピー。自分の目標はすでに達成できたので、この最高のマシンに乗る日があと1日で終わってしまうことだけが悲しいよ!」

■ガス・グリーンスミス/総合6位(↑)
「午前は昨日ほどのペースが出せなかったので、少しフラストレーションが溜まった。誤解のないように言えば、マシンは週末を通してとてもいいんだ。自分がペースノートの面で、情報が少ないステージでの調整に苦戦しているだけ。でも、自分に必要だったのは、ちょっとリセットすることだけ。チームスタッフが助けてくれた。彼らは、とにかくもう少し自分自身を楽しみ、タイムが出なくても不満に思うことを止めなさい、と言ってくれた。彼らの言うとおりだった。リラックスしたとたんにすべての流れがよくなり、午後はいいタイムを何度もマークすることができた」



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