TOYOTA GAZOO Racingは2021年のWRC第3戦クロアチアラリーでセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシアが今季2勝目を達成、エルフィン・エバンス/スコット・マーティンが総合2位でフィニッシュした。WRCチャレンジプログラムで参戦中の勝田貴元も3戦連続6位フィニッシュを果たしている。ラリーを終え、チームオーナーであるトヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表した。
(以下チームリリース)
WRC初開催のクロアチアでオジエ、イングラシア組が我々のチームに勝利をもたらしてくれました。セブ、ジュリアン、そしてチームのみんな、おめでとう! 二人はリエゾンを走っている時に事故に遭い、その後走りにくい状況に陥ったにも関わらず、諦めずに走り続けて勝利を手にしてくれました。二人の走りに感謝したいと思います。最後まで勝利を争ったエルフィン、スコットの二人も素晴らしい走りでした。ワンツーフィニッシュをありがとう。
貴元はステージトップタイムを2回もとってくれました。WRCでのトップタイム、本当にすごいことです。先日、帰国した際の私からのアドバイスが役に立ったね…と言いたいところですが、努力を続けている貴元自身の成長の結果だと思います。次戦以降も楽しみにしてます。
序盤戦のカッレのコースオフにも驚きました。カッレもヨンネも無事で本当によかったです。ほとんど走れませんでしたが、学びの多いラリーになったと信じています。
ヤリ-マティのチームを見ていると毎戦、メンバー全員でその力を発揮してくれていると思います。次戦ポルトガル以降、またインターバルなくイベントが続いていきますが、みんな健康第一で戦いに備えてください。
ファンの皆さま、今回も応援ありがとうございました。次戦以降もTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにご期待ください。引き続き応援よろしくお願いいたします。