岐阜県高山市にある高山自動車短期大学は、2021年のラリー参戦計画を明らかにした。2020年は新型コロナウイルスの影響により国際ラリー参戦を見送っていたが、2021年は国際格式のラリー北海道参戦を目標に準備を進めている。
チームはこれまで同様、スバルWRX STI(VAB)で活動を継続。今年は7人の学生メカニックと、OBメカニックたちが走りを支える。学生メカニックたちは現在、練習用のインプレッサを使ってクルマの構造やラリーの整備作業で注意すべきポイントなどを学習中。9月のラリー本番に向け、整備練習を重ねている。
今年60周年を迎える同大学では、自動車工学特論「実践ラリー」と、学生メカニックによる国際格式ラリーへの参戦を行う「世界ラリー実習」という授業があり、それぞれ単位も取得できる。プロジェクトの発足は1996年にまで遡り、過去にはWRCオーストラリアやニュージーランド、ラリージャパン、APRCラリー北海道などに参戦を続けてきた。
2021年のオープンキャンパスは5月30日(日)から計8回予定されており、体験授業、モータースポーツ体験なども行う。また、昨今の情勢に鑑み、個別参加型のオープンキャンパスも実施しており、こちらは公式ウェブサイトから申し込みが可能となっている。
◆高山自動車短期大学
http://www.takayamacollege.ac.jp/