カルロス・サインツとルイス・モヤが再びコンビを組んで立ち上がる、かもしれない。出場するのはヒストリックラリーの“ラリー・ド・エスパーニャ・ヒストリコ”だ。
3月25-26日に開催予定のラリー・ド・エスパーニャ・ヒストリコは首都マドリードから100kmほど離れたアビラを起点に開催。2日間で総走行距離555.77km、161.54kmの競技区間を走行する。
サインツはポルシェ・カレラを使う予定だが、このマシンは1978年にジャン‐ピエール・ニコラがラリーモンテカルロで優勝したものだという。マシンは現在、モヤがスポーティングディレクターを務めるヌーペル・チームが所有している。もちろんポルシェもフォルクスワーゲン傘下のブランドであるため、サインツがドライブすることは一向に問題ない。
もっとも、サインツはそのタイミングでフォルクスワーゲンのテストの予定が入っているため、テスト日程がずらせれば、という条件付きでの参戦許諾のようだ。
サインツがモヤとコンビを組むのは2007年のシャリマール(写真)以来となる。シュコダ・ファビアWRCを駆って2番手に5分差をつける圧勝だった。