WRC第4戦ポルトガルではトヨタのエルフィン・エバンス/スコット・マーティンが今季初優勝を達成、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシアが総合3位でフィニッシュした。さらにWRCチャレンジプログラムで参戦中の勝田貴元/ダン・バリットも健闘を見せ、自己最高位となる4位フィニッシュを果たしている。ラリーを終え、チームオーナーであるトヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表した。
豊田社長は、同じ週末に富士スピードウェイで開催されたスーパー耐久第3戦富士SUPER TEC 24時間レースに世界初の水素エンジンを搭載したカローラで参戦。多くのトラブルとも戦いながら完走を果たしている。
(以下チームリリース)
エルフィン、スコット、優勝おめでとう!
前戦クロアチアでの悔しさをしっかり力に変えてポルトガルの難しい道を力強く走りきってくれました。チームにとっても貴重なポイントです。本当にありがとう! ファンの皆さまも熱い応援をありがとうございました!
貴元は自身最高位となる4位おめでとう!
私がポルトガルの途中結果を見たとき、貴元は3位のオジェに1.5秒差で迫っていました。クロアチアでステージトップをとった時、君の成長に本当に感動したけれど今回はそれ以上にとても“驚いた”。これからも、ぜひ私たちを“驚かせ”続けて欲しいと思います。
トップを争えるドライバーになると今までには経験したことのない環境に直面し悩んだり迷ったりすることがあると思う。だけど、ぜひ私と私のチームを信じて欲しい。私たちはドライバーの成長を一番に考え、それを喜びにするチームだと思っています。これからも一緒に成長していこう。
そして、ヤリマティ、こんなに離れたところで戦っているのに、君とは近くで一緒に働いている気持ちになれる。今週末、私が富士で使った“魔法の言葉”をヤリマティもさっそくポルトガルで使ってくれたみたいだね。
おはようございます! Hyvää huomenta!
今、みんなに問いかけたらヤリマティも、チームのみんなもきっと「こんばんは!」「Hyvää iltaa!」と答えるだろう。 みんな今週末もハードワークをありがとう!
Kiitos!
すぐにイタリアに向けた準備が始まると思うのでチームのみんなにもよろしく伝えてください。また次の戦いに向けて、みんなでがんばろう!