今季のWRC開幕戦モンテカルロにスポット参戦したセバスチャン・ローブが、3月末に行われたフランスの地方戦、シャンパーニュ・ワイン・ラリーにシトロエンDS3 WRCで参戦し、優勝を飾った。
マシンはPHスポーツがプリペアを担当、コ・ドライバーは義理の妹に当たるサンドラ・レブーが務めた。
このラリーには、セブリーヌ夫人も義理の弟(サンドラの夫)、ドミニク・レブーと組んでプジョー207S2000で参戦している。
「お分かりの通り、今回のラリーは楽しむことが目的」とローブ。
「自分たちがいつも注いでいる情熱を家族とともに共有するのはすばらしいことだ。ドミニクはラリーでいい結果を出したこともあるし、セブリーヌもラリー・デュ・バールでスキルを発揮している。僕がサンドラと組むのはジョークだね。でも、それほど馬鹿げてもいないと思うよ!」
ローブは1998、1999年にこのラリーにシトロエン・サクソ・キットカーで参戦し、いずれもシトロエン・トロフィークラスで優勝を飾っている。1998年の参戦は、WRCでの長年のパートナー、ダニエル・エレナと組んで参戦した初めてのラリーだった。
なお、PHスポール勢はこのラリーでクエンティン・ジョルダーノがDS3 R5でグループR部門、アンソニー・フランクが208R2でR2部門の優勝を飾っている。