WRC第6戦サファリに、トヨタ・ヤリスWRCで挑んでいる勝田貴元。6月26日も総合2番手をキープし、一躍注目を集めている。再び波乱の連続となった展開の1日を、ステージフィニッシュ後のコメントとともに振り返る。
SS8: Elmenteita 1(14.67km)4番手タイム
大きなリスクは負わず、安全圏内のペースで2番手を維持することを目指している模様。
(コメントなし)
SS9: Soysambu 1 (20.33km)5番手タイム
ベストから9秒差で、タナックに差を詰められた。
「自分の仕事を続けるだけ、何をするべきかは自分で分かっている。悪くはないが、シマウマのおかげでかなりタイムをロスした。でも、見られてうれしいね!」
SS10: Sleeping Warrior 1(31.04km)3番手タイム
ここでもタナックに差を詰められた。その差28.1秒で午後のループを迎える。
「楽しめているような、いないような! すごく難しいし過酷。変化が本当に多く、自分がどこにいるか分からないようなセクションもあった。厳しい」
SS11: Elmenteita 2(14.67km)4番手タイム
さらにタナックの追撃が続き、その差は22.3秒に。
「タイヤはOK。コンディションは予想よりよかった。自分に少しミスがあった」
SS12: Soysambu 2(20.33km)5番手タイム
ここでタナックがベストタイムをたたき出し、さらに勝田に迫る。
「大丈夫、自分の仕事に専念するだけ。僅差になると思うが、対応できるようにしたい。プレッシャーはない。大丈夫」
SS13: Sleeping Warrior 2(31.04km)8番手タイム
豪雨に見舞われ身の毛もよだつ場面もありながらもステージをクリア。(雨のタイミングを避けられた)ベストタイムのソルドから57.8秒差のタイムとなるも総合2番手を守り切って1日を終えた。一方で、チームメイトのオジエがわずか18.1秒差に迫っている。
「すごく怖かった! 感じたことのないようなフィーリングだ。序盤は問題なかったが、急に嵐がやってきて雨で何も見えなくなった。でも、無事にここに戻ってくることができた」