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世界RXがパンデミック対策でラトビアをダブルヘッダーとし、全9戦に

©FIAWorldrallycross.com

世界ラリークロス選手権は、ラトビアの高速コースを舞台とするリガを、9月18〜19日にダブルヘッダーとすることを発表した。カレンダーでも屈指の人気を誇る一戦をダブルヘッダーにすることで、2021年シーズンは全9戦となる。

ラリークロス・プロモーターは、現状予定されているイベントと会場での開催に自信を持っている一方で、今回、リガでの開催で戦数を増やしたことは、現在懸念されているパンデミックの影響に鑑み、あらゆる状況変化に備えてカレンダー戦数を維持するためのものとしている。

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ラトビアの首都リガの郊外に位置するビケルニエキ・サーキットは、2016年から世界RXを開催。木の間を縫うロンググラベル区間や、3回も登場するジャンプなど、ドライバーにもファンにも人気のコース。これまで開催された6回とも、このコースを制することができたのは世界RXチャンピオンのヨハン・クリストファーソン、マティアス・エクストローム、ティミー・ハンセン、WRC9連覇王者のセバスチャン・ローブといずれ劣らぬ強豪ばかりで、いかにチャレンジングなコースであるかがうかがえる。

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9月にダブルヘッダーで開催することで、ドライバーにとっては2戦分のチャンスを得ることになる。

ラリークロスプロモーターのエグゼクティブディレクター、アルネ・ディルクスは「リガが今季、世界RXを2戦開催することが決まり、うれしく思う」とコメント。
「ラトビアの主催者は昨年、ダブルヘッダー開催を成功させることができる手腕を十分に示してくれた。これによりファンは、2016年から常に豪快なレースが展開されてきたビケルニエキのサーキットで、より多くエキサイティングなアクションを楽しみにできるようになる。9月のイベントは、いつも以上の内容が期待できると確信している」

世界RXリガ戦のディレクター、ライモンズ・ストロクスは「ラリークロスファンにとって、素晴らしいニュースだ」とコメント。
「2日間にわたって、ラトビアのレース週末を訪れるスペクテイターのみなさんには、セミファイナル、ファイナル、どのレースも2倍楽しむチャンスが生まれた。2021年の世界RXタイトルは、内燃エンジンのマシンで争われる。2022年からは電動マシンにスイッチするので、スペクテイターのみなさんにとっては最後にこのマシン独自の迫力を楽しむチャンスとなる。一方、ダブルヘッダーでイベントを開催するためには、その責任も大きくなる。レース数が増えることで、スムーズに運営するために必要な作業も多くなる。しかし、我々のパートナーやサービスを提供してくれるみなさんは、クオリティの高いイベントをラトビアで開催するために全力を尽くしてくれると確信している」

2021年の世界ラリークロス選手権は7月23〜24日、スペインで開幕する。

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