ERCはシリーズ公式サイトで、先日のWRCラリーエストニアで初優勝を飾ったカッレ・ロバンペラを祝福した。2016年、ラトビアで開催されたラリーリエパヤの国内戦部門に参戦したロバンペラが、コリン・マクレー・フラットアウト・トロフィーを獲得した際の驚愕のパフォーマンスを振り返った。
WRCエストニアでは20歳でWRC史上最年少優勝記録を更新したロバンペラ。2016年のラトビアでの画像には、当時のERCスポーティングマネージャーで自身もWRC勝利をマークした経験を持つジャン‐ピエール・ニコラの姿も見える。この時ロバンペラは、やはり史上最年少の15歳で同トロフィーを授賞している。この時、故コリン・マクレーの父、ジミー・マクレーは「コリンは史上最年少でWRCチャンピオンとなった。だから、若い才能にこの賞を贈ることができるのをうれしく思う」と語っている。
この写真の1年後、17歳になったロバンペラはMスポーツが走らせるフォード・フィエスタR5で、ラリーリエパヤのERC部門に参戦し、国際格式ラリーにデビュー。このラリーのシェイクダウンでいきなりトップタイムをたたき出した後、ニコライ・グリアジンに次ぐ2位でフィニッシュしている。