10月29〜31日にフランスのポールリカールを拠点に開催が予定されているFIAモータースポーツ・ゲームスで新たに追加されるラリー部門は、ラリークロス方式でメダルが争われる。
最終SSの後、ラリー2、ラリー4、ヒストリックラリー各部門の上位3クルーは、FIAが「画期的なスーパーSS(ground-breaking super special stage)」と称するステージをアタックする。
このステージは3ラインが設けられ、各クルーはそれぞれ異なるバリエーションのラインを3ラップ走行するが、もちろん距離はすべて同じ。最終ラップを走り終わった時点での順位でメダルの色が決まるため、ラリーの最終ステージ時点で3番手だったクルーが、この決勝スーパーSSでトップタイムをたたき出せば、金メダルを獲得する可能性も出てくることになる。
このモータースポーツ・ゲームスは、ラリー部門も含め各国のASNがドライバーをエントリーさせる。
(Graham Lister)