Mazdaオーストラリア・モータースポーツ、タルガ・レストポイントラリーに向けた準備は万端
Mazdaオーストラリア・モータースポーツは、1月29日・30日に豪ホバートで行われるオーストラリアターマックラリー選手権第2戦に出場するMazda RX-8 SPとMazda 3 SPの事前テストを行うなど、準備を着々と進めている。
残念な結果に終わったタルガ・ハイカントリー戦の雪辱を晴らそうと意気込んでいるMazdaモータースポーツチームの2台は、タルガ・レストポイントラリーに向けたこれまでのテストでは、良いペースで走行できることが確認されている。
スティーブ・グレンが駆るRX-8(13B+ターボ)は、平均速度があがり、マシンのバランスもさらに良くなったと言う。「マシンは一見タルガ・ハンカントリーとの時とかわらないように見えるが、チームはリファインと改良を施してくれました。早くこのマシンのパフォーマンスを皆さんにお見せしたいと思います。ラリーが待ち遠しいですね」。
Mazda 3 MPS(2.3リットル・ターボ)は、タルガハイポイントでダメージを受けたリヤエンドパネルの修理を完了。さらに、走行中の視認性を高めるため、ホディカラーを一新した。
Mazdaモータースポーツ責任者のアラン・ホースリーは、競技に関してはいつも積極的だが、今回のカラースキームの変更がそれを如実に表現していると言えよう。
前戦ではクラッシュして競技続行をあきらめることとなったブレンダン・リーブスがMazda 3 MPSをドライブする予定だが、今回は実の妹でレギュラー・コ・ドライバーのリアノン・スミスは出場しない。2009年のラリーイベントで痛めた脚の治療に専念するためだ。代わってパートナーとなるのは、タスマニア出身のサイモン・バンデンバーグだ。「リアノンが出場できないのは残念だが、サイモンがノートを読んでくれるので心配はしていない。彼の実績を見れば申し分ない。ふたりともホバートで思いっきり走ることを楽しみにしている」とリーブスは語った。
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