APRC3連覇中のシュコダ・モータースポーツは今季の参戦ドライバーとして、ポンタス・ティデマンドと契約したことを発表した。4月17−19日に開催される開幕戦ラリーワンガレイから登場する。
既にラリーの国際的な舞台で活躍しているティデマンドだが、まだ24歳。2011年に史上最年少でスウェーデンチャンピオンとなり、2013年にはJWRCのタイトルを手にした。昨年はWRC2に参戦し、ドイツ戦で部門優勝。併行して世界ラリークロス選手権にもスポット参戦するなど、多彩な才能を発揮している。
「新しいチャレンジを楽しみにしている」とティデマンド。「自分の名前がシュコダドライバーの一人として並ぶことを誇りに思う。ラリーで最も活躍を収めたマニュファクチャラーの一つだからね」
「できるだけ多く勝利やポディウムフィニッシュを収めることを狙っていく」とコ・ドライバーのエミ・アクセルソンも気合いを見せる。このコンビは2014年にノルウェーのラリーフィンスコグにシュコダ・ファビアS2000で参戦しており、この時は優勝を飾っている。4月のAPRC開幕戦もファビアS2000でエントリーしている。