シュコダは、8月19〜21日にドイツで開催されたザクセン・クラシック・ビンテージカーラリーに、シュコダが誇るヒストリックラリーマシン5台を登場させた。
コースは、ザクセン州の都市ツビッカウをスタートし、エルツ山地を抜けてドレスデンに続く設定。SS3は「シュコダ・モータースポーツ120周年」のバナーを掲げて実施。参加者はドレスデンからチェコのムラダー・ボレスラフにあるシュコダ本社に向かい、再びドレスデンに戻った。
シュコダは、コース走行中の画像とともに、ダイジェスト動画を公開している。
シュコダ1100 OHC
1957年に製作されたこのモデルは、トップスピードが時速200kmに到達。現在はシュコダ・ミュージアムが所有するこのオープントップのレーシングカーは、わずか2台のみ製作されたうちの1台だ。
シュコダ110 R
シュコダ110Rはスポーティでエレガントにデザインされたクーペボディで、当時売り上げを伸ばしたモデル。その技術は、成功を収めたシュコダ180RSラリーやレーシングカー、「東のポルシェ」とも称された200RS、130RSにも採用された。
シュコダ1100MBX デラックス
人気を博したMBの2ドア仕様のボディは、Bピラーの上部を欠いたデザインとしているため、窓を開けた際の風通しが優れている。
シュコダ・フェリシア
1962年に登場したフェリシアのコンバーチブルは、チェコの自動車業界の歴史で最も美しい車両のひとつと称されている。
シュコダ・オクタビア・ツーリングスポーツ
このシュコダ・オクタビア・ツーリングスポーツ(TS)は1960年代に国際ラリーで数々の勝利を収め、シュコダのモータースポーツの伝統を引き継いでいる。
シュコダ・ラピッド
このラピッドは、110Sとガルデ・クーペの後継。1983年からはボディがアップデートされ、1984年からはエンジンも1.2リットルから1.3リットルとなった。今回、このモデルはシュコダ・オート・ドイツがエントリーさせた。
SKODA AUTO at Sachsen Classic 2021