今週開催されるERC第4戦チェコラリー・ズリン(ターマック)にチームMRFタイヤからヒュンダイi20 R5で参戦するヤリ・フッツネンが8月25日、イベントに向けてのテストを実施。初めて履くMRFのターマックタイヤでの感触を試した。
ERCジュニアの参戦を経験したフッツネンがチームMRFタイヤから参戦するのは、今回が初めて。インドのタイヤメーカーMRFの最新タイヤを装着してチェコの名門ターマックに臨む。
「チェコラリー・ズリンにチームMRFタイヤから参戦することになって、うれしい」とフッツネン。
「このタイヤでこのラリーに参戦するのを楽しみにしている。MRFタイヤを履いての初ラリーだが、テストではここまでのところタイヤには感銘を受けている」
2020年の WRC3チャンピオンであるフッツネンが、今週末のイベントで掲げている目標は明確だ。
「ズリンには、タイヤ開発の力になるためにやってきた。自分たちの一番の目標は、タイヤ開発のためにデータを収集すること。チームに貢献するこの機会を楽しみにしている」
「ズリンでのラリーには2017年に参戦したことがある。難しいラリーで、天気も鍵だ。この独特なラリーは、自分にもチームMRFタイヤにとっても非常に重要なので、データを集めるためにミスのない走りに努めるよ」