1月11日、FIAは2011年プロダクションカー世界ラリー選手権の暫定エントリーリストを公開した。これによれば2011年は16名が参戦予定。全7戦中6戦をあらかじめノミネートするルールとなっており、エントリーラウンドも合わせて発表されている。
顔ぶれを眺めると、昨年のSSベストタイム奪首回数でチャンピオンのアラウジョを上回ったパトリック・フローディンが2011年チャンピオン最右翼と言えるだろう。ミカル・コシューツコやアンデルス・グロンダル、元ピレリ・スタードライバーのマルティン・セメラドやフィエスタR2で速さを見せたハリー・ハントらの活躍にも期待したい。
エントリーの締切は2月21日となっているため、今後のドライバー追加も考えられるが、現時点では2度のチャンピオンを獲得した新井敏弘、昨年のチャンピオンであるアルミンド・アラウジョの名前はリストにない。
No. | ドライバー | チーム国籍 | SWE | PRT | ARG | FIN | AUS | ESP | GBR |
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21 | パトリック・フローディン | ロシア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
22 | ミカル・コシューツコ | ポーランド | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
23 | ジャンルカ・リナーリ | イタリア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
24 | アンデルス・グロンダル | ノルウェー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
25 | ユッカ・ケトマキ | フィンランド | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
26 | マルティン・セメラド | チェコ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
27 | ハリー・ハント | イギリス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
28 | アル‐シャムシ | UAE | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
29 | アル‐ヤルビ | UAE | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
30 | オレクサンドル・サリュク | ウクライナ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
31 | オレクシイ・キキレシュコ | ウクライナ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
32 | バレリー・ゴーバン | ウクライナ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
33 | ドミトリー・タギロフ | ロシア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
34 | ユーリ・プロタソフ | ウクライナ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
35 | ニコラ・フック・シレッキ | ペルー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
36 | ラミ・ドード・ジャベル | パレスチナ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
合計 | 13 | 16 | 9 | 15 | 11 | 16 | 16 |
○は出走ラウンド(7戦中6戦選択)