競技6日目/カラマ〜イキケ
6日目、チリ国内を北上していくこの日の競技区間は423km。トップはカルロス・サインツがキープしているが、前日3番手のステファン・ペテランセル(BMW X3 CC)がナッサー・アル‐アティヤを逆転し2番手に浮上。サインツとペテランセルの差は2分26秒。一方、ペテランセルとアル‐アティヤの差はわずか7秒となっており、明日以降も激しい2番手争いが予想される。
ラリーは7日目のステージをこなしたのち、1日休息日が与えられる。ここまで前半戦を危なげなく戦ってきたサインツは次のように語った。
「ナビゲーションの手腕が問われるだけでなく、体力的にもマシン的にもタフなステージだった。ロードブックが部分的に間違っていたこともあって、一時はペテランセルに抜かれてしまったよ。100kmほど走って抜き返したけどね! ステージ後半の砂漠地帯では一度スタックしてしまったが、まあ悪くない1日だったよ」
トヨタ・ランドクルーザーの三橋淳は18番手と大きくジャンプアップ。チームメイトの寺田昌弘も46番手と順位を上げた。日野チームスガワラは菅原照仁が13番手、父の義正も18番手に浮上している。