今季はWRC2とERCに参戦し、9月9日に開幕したWRC第9戦アクロポリス・ラリーギリシャにもシュコダ・ファビア・ラリー2 Evoで参戦しているアンドレアス・ミケルセン。しかし、会期が重なっているWRC次戦ラリーフィンランドとERCラリー・セラス・デ・ファフェは、タイトル獲得に向けてERCへの出場を目指している。
ミケルセンは、WRCフィンランドではMスポーツ・フォードからフィエスタWRCで参戦する話し合いを進めていた。しかし、WRCベルギーでアドリアン・フルモーがこのマシンでクラッシュを喫し破損させてしまったことから、このプランは白紙となった。
ミケルセンは現在、ERCドライバーズ選手権では19ポイントのリードを築いて首位に立っており、WRCアクロポリスの翌週に開催されるERCアゾレスを迎える。その後、ERCはファフェ、ハンガリー、イズラス・カナリアスと続くが、いずれもWRCと会期は重なっていない。
ミケルセンは、スタートしたWRCアクロポリスのSS1、WRC2部門トップ、総合7番手タイムで滑り出している。
(Graham Lister)