WRCに参戦中のオリバー・ソルベルグが9月16日、コ・ドライバーのアーロン・ジョンストンとのコンビを解消したことを自身のSNSで発表した。この中でソルベルグは「3年近く、アーロン・ジョンストンと一緒に活動してきたが、それぞれ違う道を歩むことを決めた」と説明した。
「一緒にたくさんの素晴らしい思い出を作ってきた。2019年にコンビで初めて参戦したラリーアルークスネで優勝し、ラトビアチャンピオンになったり、スバル・モータースポーツUSAから参戦したラリーで勝ったり、WRCへのデビューや初めてのWRCクラス優勝、2020年のERC1ジュニアチャンピオンになったこと、最近ではラリーディアルバで勝ったことなど、本当に素晴らしい時間を過ごしたことは、いつまでも忘れないよ!」
「この3年間、全力で仕事に取り組んでくれたこと、そのプロフェッショナリズムを見せてくれたアーロンに心から感謝したい。今後の彼の活躍を祈っているよ!」
ソルベルグは、10月1〜3日に開催されるWRC次戦ラリーフィンランドには、ヒュンダイi20 Nラリー2で参戦、その2週間後のWRCスペインではi20クーペWRCで参戦することが決まっている。ジョンストンの後任については明かされていないが、チーム関係者によれば今回の決断は両者の合意のもとに円満に行われ、ソルベルグとジョンストンはこれからもいい友人であることに変わりはないという。
WRC界では今季、コ・ドライバー交替が相次いでおり、ガス・グリーンスミス、ダニ・ソルド、アンドレアス・ミケルセン、アドリアン・フルモーなどがコ・ドライバーを変更している。