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スバル・モータースポーツUSA、いよいよナイトロRX開幕戦を迎える

©subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAは9月24〜25日、米国ユタ州にあるユタ・モータースポーツキャンパスで、2年近くの延期の末についに今季から始まるナイトロ・ラリークロス選手権開幕戦に挑む。米国に復活するトップレベルのラリークロスシリーズにチームは、2台体制で参戦。ナイトロRXの立案者であるトラビス・パストラーナと、米国ラリークロスタイトルを4回獲得している名手、スコット・スピードが600馬力のスバルWRX STIラリークロスマシンを駆る。さらに、国際舞台で活躍するラリークロスのトップドライバー、アンドレアス・バックラッドもサードカーでスポット参戦する。

このナイトロRXのコンセプトは、ラリークロスでできることのすべてを盛り込むこと。まったく新たにデザインされたコースには、大ジャンプやバンクのついたダートコーナーなどパストラーナのアイデアがふんだんに盛り込まれ、ナイトロRXをさらにレベルの高いエキサイティングな競技へと発展させていく。シリーズには国内外のトップラリークロスドライバーが12名以上参戦し、今週末のユタを皮切りに今季は全5戦で争う。

トラビス・パストラーナ
「ラリークロスは実に素晴らしいスポーツだが、コースよりもマシンの方がクールだといつも感じていた。様々なカテゴリーのドライバーがラリークロスに挑むことを希望していたので、2018年により大きなジャンプを入れたよりテクニカルなコースを作ってみた。すると世界中からポジティブな反応をもらい、ナイトロRXを選手権として立ち上げようと決めたんだよ! ベスト中のベストを決めるバトルが待ち切れないし、ダストが落ち着いてから結果がどうなるのか、楽しみだ」

スコット・スピード
「自分たちがまたレースができるようになるまで、長い間不安だった。海外から多くのチームが参加してくるし、これまで見たことのないようなマシンが出てくるので、まだどんな大会になるか分からず、予想がつかないよ! どんなことになるのか、超楽しみだね」

アンドレアス・バックラッド
「個人的には、またファクトリーチームと契約することができて、最高の気分。いまはまだ、最初の2戦だけだけれどね。スバル、バーモント・スポーツカーとは2019年にARXに参戦した時に素晴らしい経験をしたので、今年、また一緒に新しいチャレンジに臨めることが待ち切れないよ! ナイトロRXのコンセプトは本当にエキサイティングだし、米国のいろいろなサーキットに設定されるあのビッグジャンプやダートに挑むのが本当に楽しみだ」



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