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WRCフィンランド:クレイグ・ブリーン、秋開催は「未知の世界」

©Hyundai Motorsport GmbH

今週開催されるWRCラリーフィンランドは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により、会期が例年の夏から秋となったが、これについてヒュンダイのクレイグ・ブリーンは「未知の世界に挑むようなもの」と捉えているようだ。

このイベントにトヨタ・ヤリスWRCでプライベーター参戦するエサペッカ・ラッピは先週、フィンランドでこのマシンでのテストを行っているが、この時の取材に対し気温はマイナス3度だったと伝えている。

「未知の世界に向うようなものだ。どこをみても、これまでとは違うと思うし、道は2ループ目ではいつもより少しソフトになると思う」と語るブリーンは、2016年のラリーフィンランドで自身初めてWRC戦でポディウムに上がっているほか、同じく高速グラベルイベントのエストニアではここ2年連続で2位フィニッシュを飾っている。
「トリッキーなイベントになると思うし、セッティングを決めるためには天候は間違いなく重要なファクターだ」

「自分たちのここ2戦での内容を見れば、いい戦いができるラリーだ」とブリーン。
「好調だという手応えがあるし、いいリザルトが収められる絶好のチャンス。すべての要素は揃っているが、エストニアとフィンランドでは、わずかな違いがある。エストニアでは、ジャンプの80%が人工だが、フィンランドは100%自然にできたジャンプ。毎年変化しているし、冬の雪の影響で少し小さくなっている。ラリーフィンランドの開催は2年ぶりなので、たくさん変化があると思う」
(Graham Lister)



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