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Mスポーツ・フォードのリチャード・ミルナー「有観客のモンツァはWRCにとっても絶好の機会」

©M-SPORT

今季のWRC最終戦を務めるイタリアのラリー・モンツァ(ターマック、11月18〜21日)について、Mスポーツ・フォードのチーム代表、リチャード・ミルナーは「ラリーファンにとって素晴らしい機会だ」と称賛した。

英国拠点のMスポーツは長年に渡って様々なドライバーをWRC戦で走らせて来ており、モトGPの英雄、バレンティノ・ロッシもモンツァに参戦。ミルナーとチームメンバーは「スピードの神殿」と呼ばれるモンツァサーキットで、ラリーが大いに歓迎されたことを目の当たりにした。

ラリーモンツァの主催者は今年、モンツァサーキットでは有観客で開催することを決めており、ミルナーは魅力にあふれるWRCの最終戦を観るためにグランドスタンドが埋め尽くされる光景を楽しみにしている。ラリーモンツァは昨年、初めてWRCを開催。この時はセバスチャン・オジエとエルフィン・エバンスのスリリングなタイトル決戦の舞台となったが、パンデミックの制限により無観客での開催だった。同じ戦況は今年も再現されることになったが、2回目となる今回は何千人もの観客が見届けることになる。

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「今年は観客席をフルに使ってスペクテイターをグランドスタンドに迎えることができるのは、とてもうれしい」とミルナー。
「楽しみにしているよ。グランドスタンドやピットエリアに2〜3万人の観客が訪れることになれば、みんなが素晴らしいと思うだろう。モンツァのサーキットイベントに行ったことがあるが、お客さんがいる雰囲気は最高だった。とても楽しくなると思う」

ミルナーは、サーキット以外の山岳ステージには行くことがなかった人たちがラリーに来てもらえるようになることも、メリットだと考えている。

「これは絶対にポジティブな点だ。このラリーの特徴であり、我々も学ぶことがあると確信している。ラリー界の人はみんな、ステージに行くのも様々なステージを走るのも大好きだが、世界的に見れば、我々はラリーのあるべき姿について非常に偏った意見を持っている人々の集まり。視野を広げて、こうしたことを考えてみるのもいいかもしれない。モンツァは、我々の活動を人々に見せる絶好のチャンスだ」



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