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WRCモンツァ、ガス・グリーンスミスのコ・ドライバーにヨナス・アンダーソン

©WRC PROMOTER

今季のWRC最終戦ラリーモンツァ(ターマック、11月18〜21日)にMスポーツ・フォードから参戦するガス・グリーンスミスが、コ・ドライバーにヨナス・アンダーソンを迎えることが明らかになった。現在44歳のアンダーソンは、WRC参戦165回を数えるベテランだ。

フォード・フィエスタWRCで参戦する現在21歳のグリーンスミスは今季、エリオット・エドモンソンとのコンビで開幕を迎えたが、3月に経験豊富なクリス・パターソンに変更。そのパターソンは、当初から予定していたとおり10月のWRCスペインで現役を引退したことから、WRCモンツァのコ・ドライバー確定が待たれていた。パターソンが参戦できなかったWRCサルディニアではスチュアート・ルードンがコ・ドライバーを務めており、グリーンスミスにとって、アンダーソンは今季4人目のコ・ドライバーとなる。

「モンツァでヨナスが乗ってくれることになり、すごくうれしいしワクワクしている」とグリーンスミス。
「彼はWRCでの経験が豊富。人間的にも経験の面でも彼が最適ということに、自分もチームもみんな納得している。自分が今年、進んできたステップを2022年も続けていかなくてはならないからね」

アンダーソンは、同郷スウェーデンのパー‐ガンナー・アンダーソンと組んだ2004年と2007年にジュニアWRCを制している。WRCでの総合優勝は2012年にマッズ・オストベルグのコ・ドライバーとして参戦したWRCポルトガルのみで、当時、Mスポーツに3年間在籍していた。その後、2017年にはポンタス・ティデマンドと組んでWRC2タイトルを獲得。ここ3シーズンは、オーレ・クリスチャン・ベイビーのコ・ドライバーを務めていた。

「モンツァでガスと組むことをとても楽しみにしているし、彼やチームのことを知る素晴らしいチャンスだ」とアンダーソン。
「WRカー時代の最後のWRCイベントに参戦できるのは、本当にうれしいこと。とにかくこのラリーや、ガスとのコンビがどのようになるのか、すごく楽しみだ。またMスポーツから参戦できることもうれしいし、すぐにいい関係が築けるといいなと思っている。モンツァでの目標は、いいタイムを出すことと週末を通して楽しむことだ」



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