オランダ人のペーター・バン メルクシュタインJr.がシトロエンジュニアのシートを獲得、2011年に10戦のプログラムに合意したとWRC.comで伝えている。これまで、ペター・ソルベルグ、キミ・ライコネンが濃厚と伝えられていた2台のシトロエンDS3 WRCの内1台が決定したことで、さらに熾烈なシート争いとなりそうだ。
メルクシュタインJr.は来季はアルゼンチン、フィンランド、メキシコを除く10戦に出場するという。さらに、父親のメルクシュタインSr.も何戦かDS3 WRCをドライブすることで話が進んでいるとも伝えられ、4台しか用意されない2011年のDS3 WRCの1台を親子で独占する模様。
メルクシュタインJr.はこれまでフォード・フィエスタRS WRCでヨーロッパを中心とするラウンドに出場していた。WRカードライブ経験はあるものの、ダークホースの登場で残された1台を誰が手にするかに注目が集まる。